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Gliere: Symphony No 3

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Gliere: Symphony No 3

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アメリカの女性指揮者ジョアン・ファレッタ(Joann Falletta 1954-)指揮、バッファロー・フィルハーモニー管弦楽団の演奏によるロシアの作曲家、レインゴリト・グリエール(Reinhold Gliere 1875-1956)の交響曲第3番 ロ短調「イリヤ・ムーロメツ」。2013年の録音。グリエールは、キエフで生まれ、タネーエフ(Sergei Taneyev 1856-1915)とアレンスキー(Anton Arensky 1861-1906)に師事した作曲家。モスクワ音楽院で教鞭をとり、生徒にはプロコフィエフ(Sergei Prokofiev 1891-1953)、ハチャトゥリアン(Aram Khachaturian 1903-1978)らがいる。グリエールは現在ではバレエ音楽といくつかの協奏曲でその名を知られるが、管弦楽における代表的名作としては、この交響曲第3番を挙げることになる。この交響曲は、中世ロシアの伝説上の英雄の生涯を4つの楽章にわけて描いたもので、傑物を描写した叙事詩的交響曲として、チャイコフスキー(Pyotr Tchaikovsky 1840-1893)のマンフレッド交響曲を思い起こさせるコンセプトである。4つの楽章はそれぞれタイトルがある。参考までに記載しよう。第1楽章が「さまよえる巡礼の一団。イリヤ・ムーロメツとスヴャトゴール」で、病弱だったイリヤが巡礼者の紹介により英雄スヴャトゴールの能力を引き継ぐ物語。第2楽章が「追い剥ぎソロヴェイ」で、戦士となったイリヤは、悪辣な殺人鬼ソロヴェイを殺し、その死体をウラジーミル公の許に送り届ける物語。第3楽章が「聖公ウラジーミルの宮廷にて」で、その功績により、イリヤが、ウラジーミル1世の祝宴に招かれる物語。第4楽章が「イリヤ・ムーロメツの武勲。勇士たちが石と化す」で、軍団を率いるようになったイリヤが、戦うことに憑りつかれ、天使の軍によって、その軍勢が石化される物語。この交響曲は、長大な規模を持っており、その作品を普及させたいと考えたストコフスキー(Leopold Stokowski 1882-1977)は、大ナタをふるった「改訂版」を作成する。この「改訂版」は成功し、ひところこの交響曲の代表的録音として知られたオーマンディ(Eugene Ormandy 1899-1985)盤も、ストコフスキー版による録音だった。しかし、現在では、このファレッタ盤も含めて、もっぱら本来のスコアによって録音が行われている。ちなみに演奏時間の目安は、ストコフスキー版では45分程度であるのに比べて、原典版では75-85分と一気に長大化する。この交響曲は、楽章一つ一つが雄大な交響詩のような音楽であり、演奏によって、かなり演奏時間にも幅が出る。印象も大きく異なってくる。ところで、私はこのファレッタの録音を聴いて、この演奏が設定した各楽章のテンポが、とてもわかり易いものに感じられた。全曲の演奏時間は73分で、従来のものに比べて早めであるが、その早さによって不自然に聴こえるところはないし、全曲が適度に引き締まっている。音楽は浪漫的かつ雄大、といったところだろうか。ワーグナー(Richard Wagner 1813-1883)やスクリャービン(Alexander Scriabin 1872-1915)を思わせる、熟した官能的な響きがあちこちに咲き乱れる。どの楽章でも、音楽の装飾的なものに、かなりの「重さ」を感じさせる。さらにはボロディン(Alexander Borodin 1833-1887)を彷彿とさせるような、土俗的な力強さもあちこちで示され、全体として実に濃厚な響きに至る。第2楽章のフルートと弦の効果による独特の水気を含んだような神秘、第4楽章中間部からのホルンの効果的な強奏、たっぷりとした絢爛さを背景にもちながら、全体としてはエネルギッシュに進んでいく。ファレッタの演奏は、この長大な楽曲を、強靭な意志の下で、見事に統率したもので、このような演奏ではじめてこの楽曲の魅力が伝わると感じる人も多いのではないだろうか。私も、楽曲の価値自体を見直すような気持で、新鮮に接することが出来た。見事な一枚である。
こういう珍しいタイトルが聴けるのも、NAXOS ならではといったところ。グリエール (1875 - 1956)の3番目の交響曲は、ロシアの伝説の英雄イリアムロメッツの生涯を描きだした音楽による叙事詩。英雄の誕生と師スヴャトゴールとの邂逅、聖なる山での冒険が若々しく雄大に描かれた第一楽章。山中他界を思わせる空気感の中に、見事に融合された神秘性と叙情性が素晴らしい第二楽章。キリスト教徒の王であるウラディミール公との出会いにまつわる奇妙なエピソードが巧みに描き出された、晴れやかな第三楽章。英雄の激烈な闘いと石化に至るまでのドラマが、複雑に織りなされたテーマとモチーフにより目まぐるしく語られる最終楽章。ロシアロマン主義音楽の魅力を (うんざりするほど?)たっぷりと堪能できるでしょう。